Diary


雑記



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こんばんわわわ、デェタです。
不安定だったiPhoneさんがとりあえずツン期を終えたようなので
もろもろの緊急アナウンスはひとまず削除しようと思います。
ふだん使いたおしてるものがいきなり使えなくなると超焦る;
みなさんもバックアップは重々にどうぞ。。




昨日ちょいとした来客があっていろいろと各々の今後のことについて話をする機会がありました。

で、その中で「将来への不安」あるいは「来るべき未来への恐怖」という類の話が
ちらと出まして。
その話題はすぐに終わってしまったんですが、深夜になってから
「もう少しそこらへんの話をしたかったなー」とか思ったもので、
この「恐怖」についてつらつらと書くことにします。


以下続きで。





で、「恐怖」の話です。
恐怖はヤですね。怖いのはわりと苦手です。

この恐怖、あるいは不安の「正体」って何なのでしょうか。
「原因」ではなく「正体」。
恐怖の原因は森羅万象さまざまだと思いますが、それらをして
我が身の心胆を寒からしめる「恐怖」の本質とは何なのか。
「恐怖」とはいかなる機能なのか。
そういう意味での恐怖の「正体」を少し見つめ直してみたいと思います。


未来に対する恐怖は正直尽きません。
気にすれば気にするほど際限なく膨れ上がる見越し入道のような存在です。
こんなご時世であればなおのことで、自分もときおり
無性に得体の知れない恐怖に駆られて眠れなくなることがあります。
ある程度生きてきた人なら誰でも経験があると思いますが。


得体の知れない恐怖の一番の恐ろしさは文字通り
その「得体の知れなさ」だと思います。
影も形も、色も臭いも何ひとつ存在しないのに頑として我が身を支配する「恐怖」。
その得体の知れなさこそが恐怖の最も恐るべき点だと個人的には思います。


であるならば、その「得体の知れなさ」を払拭することが
恐怖に対する最も有効な対策であることは自明です。
釣り糸のついた人魂に恐怖する人はいません。
釣り糸という「原因」が判明すれば、それまで身体を鎖のように支配していた恐怖は
嘘のように霧散します。
釣り糸のついた人魂は「得体の知れた」存在であり、自分が安全に対処しうる圏内だからです。


この例で言いたいのは、恐怖とは
「自分の身に迫る危険を知らせるシグナル」だということです。
そのほとんどは無意識下で自動的に行われる生命維持の為の処理機能で、
その意味では「勘」と呼ばれる機能とある種似ているように思います。
(ベクトルは多少違いますが)


また、他方では「痛み」ともよく似ている気がします。
痛みはフィジカル/器質的な危機の到来を否が応でも気にさせ、
体機能の修復を促させるシステムとして機能します(もちろんそれがすべてではないですが)。
そのメンタル版がいわゆる「恐怖」と呼ばれるもののつまりは正体ではなかろうかと思います。
迫り来る危機への警鐘、つまりは防衛システムの一貫ですね。


こういう観点から見れば、恐怖は敵ではなくむしろ味方と言えます。
恐怖の感情はとても強い動機として行動を喚起させ、
それを呼び起こす原因となるものを可及的速やかに排除するために
身体の機能を調節し、身体感覚を上昇させさえします。
一種の界王拳みたいなものでしょうか(多分違う)。


別の言葉で言えば、恐怖とは自分に対処できない(かもしれない)敵の到来を告げる
無意識下の呼子とも言えます。時代劇とかでよくあるアレです。
恐怖の呼子は身体に「準備をしろ!」「臨戦態勢を取れ!」と警報を鳴らします。
緊張を促し、眠気を排除します。当然ですね。
危険を目の前にして無防備に寝る動物はいないだろうし。
(安全な生態系ではいるかもしれないけど)
そして、迫り来るなにかが「自分の対処できる範囲内」であることを理解できれば
警報は止みます。


長々と書いてますが、
つまるところ「恐怖を感じる」ということは危機に対する身体の自然な反応で、
だから恐怖を感じたときはむやみにそれに怯えるのではなく、まずは素直に
「いま何かしらの危険に晒されているんだな」と認識すること。
その上で「なにがその危険なのか」の把握に務めることが大事なのではと思います。


経験則になりますが、落ち着いてきちんと考えさえすれば
「得体の知れない恐怖」というのはほとんどないように思います(超常的なものを除く)。
最初得体の知れなかったものも、身体が鳴らす「恐怖」のシグナルが
より大きく鳴っている方向に素直に考えを進めれば、あらかた恐怖の原因に
たどりつくことができるように思います。


そしてその原因が「対処可能である」と理解する、もしくは自分には
危害を及ぼさないものであると認識してしまえば、きちんと恐怖は消えてなくなってくれます。
しかし逆に言えば、その原因が回避不能なもので、かつそれが
対処不可能であると認識しているうちは、恐怖はいつまでたっても消えてくれません。
当たり前ちゃ当たり前の話ですが。


そうやって迫り来る危機を認識した上で、かつ
その対処法がわからない(あるいはわかっていても実行できない)状態に陥ったとき、
人は生存本能に従ってその場から逃げ出そうとします。
しかし場合によってはその逃げ道すらない事があって、この状況がある種一番厄介です。


この状況に陥ったき、人は恐怖に立ちすくみます。
あたかも猛スピードで迫り来る車の前でヘッドライトに照らされる猫のように
身を固め、やがて到来する運命に翻弄されることになります。
その光景を察知し、想像し、事前に行動を促す生命保全機能。
おそらくはそれが恐怖の正体なのではないかと、そのように思います。


それでもどこかで「八方塞がりになってしまった!」という、上述したいわゆる
「立ちすくみ」の状態になってしまうことがあるかもしれません。
この状況に陥ってしまうとまず考えても無駄です。余程のことがないかぎり進展はありません。
(これまた経験則ですが)
そういうときはとにかく動く。新しいことに手を出す。考え方の違う人と話をしてみる。
やれないと思ってたやってなかったことにチャレンジする。
なんでもいいから対処or脱出の糸口を探すことが先決です。

八方塞がりになるということは、自分の中にある材料と、自分の手持ちの組み合わせ方(考え方)では
現状対処のしようがないと自分自身で判断を下しているのとほぼ同義です。
そういうときは新しい材料を手に入れるか、新しい考え方を手に入れるか、おおよそ
そのどちらかでしか対処ができません。
であれば、何でもいいからとりあえず動く。
一旦動けば、考える材料が増えるか、考え方が増えるか、なにかしらのフィードバックが必ずあります。
そうすればまた新しい道が見えるはずです。


恐怖は最初、得体のしれない怪物の貌で姿を現します。
ですが、きちんとそれを見据え、耳を傾けてやりさえすれば、恐怖は
あらゆる危機から自分自身を守ってくれるかけがえのない友人となります。
恐怖を克服するもっとも良い方法は闇雲に抗うことでも聞こえないふりをすることでも、
ましてや酒を飲んで忘れることでもなく、素直にその恐怖に従い、そして
行動することなんじゃないかと思います。


おおよそ未来に対する恐怖や不安は
「今の自分に足りないものがある」「今の自分に見越せていないものがある」ことを
告げるシグナルです。
そこに留まる必要がある、あるいはそこから先に進む必要があるのなら、
やはりまずは「いま足りないもの」を得るための行動を起こさなければなりません。
それが何であるかは、きっと「恐怖」がそっと耳打ちしてくれることでしょう。
あるいはその足りないものを手に入れることにすら恐怖がつきまとうかもしれません。
その時はまた素直にその声に従うべきです。

人間といえども動物です。
あらゆる動物は全器官を通じて我が身に振りかかる危険を察知します。
恐怖とは、人間というひ弱な動物が長い間をかけて身につけてきたこの
”危機を察知する能力”の産物です。
自分の恐怖に素直になりましょう。
そしてそれを解消するためにあらゆる準備と対策を行いましょう。
そうして行なってきた行動は、きっと未来をよりいっそうステキなものに
してくれるんじゃないかと、そう思います。




…というわけで、
「恐怖は身体防衛システムであって、それ自体は恐るべきものではない」と
一行ですむことを長々と書いてみました。
相変わらず語り口が説教臭いのはごめんあそばせ。


一節によれば、見上げるほどに際限なく膨れ上がる見越し入道を退けるには、
「見越した!」と唱えること、あるいは頭から足元へと見下ろすことだそうです。
かの妖怪は、別名を「恐怖」というのではないかしらん、などとオチがついたところで、
お後がよろしいようで…。 ちゃんちゃかちゃん。



オチたと思ってー('A`)
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■Comments
大変、興味深く拝見させて頂きました。
哲学思考に成る程と思うと同時に、野生の闘牌~兎という麻雀漫画の主人公を思い出した私はダメ人間でしょうか??w
by 緋ノ香 URL ) | 2010.12.18 | [Edit]
> 緋ノ香
兎は全巻持ってますよー( ゚∀゚)o彡°早く新刊出ないかしら。
言われてみれば兎の能力と似通った話ですなw

本文中では割愛しましたが、恐怖とうまくつきあう上では”勇気”が大事だなーとか思います。
恐怖を恐怖と認識した上で自分の見知らぬ領域へ踏み込む強い意志。
行動してみれば意外と大したことなかったってのもよくある話ですしね(´∀`)
by デェタ URL ) | 2010.12.20 | [Edit]
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